
動物好きな方なら、一度はトリマーという職業に憧れたことがあることでしょう。
実際、トリマーは人気の職業のひとつとなっています。
しかし、ペットがいなければトリマーとい職業は成り立ちません。では、トリマーの始まりはいつなのでしょうか?
その歴史をみてみましょう。
トリマーの始まりに関係しているプードル
トリミングの始まりはプードルからと言われています。プードルはフランス原産ですが、「水中をバシャバシャ音を立てる」という、ドイツ語のプーデルから由来された名前で、ドイツにいた犬が祖先と考えられています。
そもそもプードルは、水辺で鴨をとる猟犬として活躍しており、水の中をスムーズに泳ぐ必要がありました。そこで、少しでも早く泳ぐことができるよう、体の毛をカットしたのがトリミングの始まりとされています。
自分の犬が一目で分かるように、それぞれヘアカットを変えるという独自のアイデアも、これがきっかけとなって現在に至っています。
日本でのトリマー歴史とは?
日本でトリマーという仕事が定着したのは、最近のことです。
プードルが日本に輸入されたのは戦後のことで、1950年代事から経済が復興していくのと同時に、小型犬をペットとして飼う方が少しづつ増えてきました。その後、1960年代にマルチーズのブームが起こり、長く美しい毛を維持するためにケアが注目されるようになります。
そして、2000年代に入り、チワワブームやテディベアカットなどがブームとなり、今現在では多くの方がトリマーを必要とし、ペットサロンなどに定期的に通っています。
ますます需要が高まるトリマー
多くのペットが大切な家族として扱われるようになっているため、今後ますますトリマーの需要は高まることが予想されます。
しかしトリミングの場面では、ただカットするだけでなく、ペットの心や気持ちを汲み取った技術の高いトリミングが求められるでしょう。
トリマーは資格がなくても働くことができますが、ペットを預けてトリミングを依頼したいのは、より技術が高い人と思うのは自然ですし、資格を持っているトリマーであれば、飼い主の安心材料になるでしょう。
つまり、第三者によってスキルや知識を客観的に認定される資格を保有している事は、飼い主さんからの信頼を得るために、非常に有利となるでしょう。
まとめ
ペットトリマーの始まりはプードルで、水の中をスムーズに泳ぐことができるようカットされたのが始まりでした。ここ日本では、2000年代から急速にトリマーの需要が伸びています。
今後ますます必要とされるトリマーになるために、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?


