
ペットの全身のあらゆる部位をケアするトリミングは、犬だけでなく猫にも必要なことです。
それでも、猫のトリミングと聞いても、あまりイメージできない方も多いのではないでしょうか?
しかし、猫にとってもトリミングは大切なことなのです。猫のトリミングには何が必要なのか詳しくみてみましょう。
猫のトリミングに欠かせないブラッシング!
猫は自分で毛づくろいをしますが、毛が長い猫は毛が絡まってしまったり、毛玉ができやすいため、ブラッシングが欠かせません。
特に毛が生え変わる時期に自分で毛づくろいをすると、たくさんの毛を飲み込んでしまうことになるため、しっかりブラッシングをする必要があります。
もし飲み込んだ毛の量が多すぎると、吐き出すのが難しくなり、体内に毛が溜まってしまいます。それが悪化すると手術が必要となる場合も出てくるので、特に毛が長い猫をペットとして飼っている方はブラッシングを定期的に行うようにしましょう。
また、ブラッシングは血行をよくしたり、健康状態をチェックするという役割もあります。
つめ切りもトリミングのひとつ
猫の爪は何層にもなっており、爪とぎをすることで古い層の爪を落とし、新しい爪に変えています。つまり、猫がしている爪とぎと、人間が行う爪切りは、全く別の役割を持っています。
爪を切ることで、爪がカーテンやカーペットなどに引っかかることを予防できるため、爪が折れてしまうのを防ぐことができます。
また、猫が体を掻く際に、身体を傷つけてしまうことを予防したり、人間を傷つけることも防ぐという目的もあります。
歯磨きも大事!
猫は自分で歯のケアをすることができません。野生のネコは、硬いものを食べることで歯がブラッシングされますが、近年増えている室内猫の場合は特に、ブラッシングの必要性があります。
なぜなら、ドライフードやウエットフードはやわらかく、歯石がたまりやすいからです。歯石がたまると人間同様、歯周病を引き起こす可能性があります。
そのため、トリミングのひとつである歯磨きも、猫にはとても必要なことです。
まとめ
猫のトリミングに必要なことを見てみましたがいかがでしたか?
ブラッシング、爪切り、歯磨きに加え、必要であればシャンプーや耳掃除もすると良いでしょう。ペットサロンでトリミングを依頼することもできますし、自分でトリミングを学ぶことで、飼い主さんが愛猫をトリミングすることも可能です。
そのためには正しい専門的な知識が必要です。諒設計アーキテクトラーニングの講座を受講することによって、効率よく学べるでしょう。


